
大学生時代のアルバイトから換算すると、私の塾講師としての生活は、30年を過ぎました。
その間、数多くの中学生と接し、彼らの指導をし、そして高校へ送り出してきました。
その中で、ある疑問が生じました。
『高校合格』のためだけの塾でいいのだろうか。
確かに私が大学生の頃、定期テスト前には対策プリントを作成したり、公立高校入試予想
問題を作成したりしました。
「先生のプリントのおかげで、高得点とれたよ!」
や
「予想問題が当たってたから、解くことができた!」
などと、生徒達の笑顔を見ることが、当時、私の励みでもあったのです。
しかし、その結果、生徒達がその後の中学校生活をどう過ごしたのか、また、
高校へ進学したのち、彼らがどうなったのか。
結果、彼らの他者への依存心を増進させただけにすぎませんでした。
今はまだ中学生でも、いずれ自分の足で立ち、歩んでいかなければならない生徒達に
そのような指導では、逆に失礼ではないのか。勉強だけを教えることが正しい塾の
在り方なのだろうか。
塾講師の本来の役割とは、生徒達のやる気を引き出し、それを継続して持ち続けられるよう
サポートすることではないのだろうか。
そのような考えから、13年前に大手進学塾から独立し、私は自分の塾を開きました。
應秀塾では、生徒達に教えることは勉強だけではありません。
勉強に対する考えや姿勢、取り組み方について、一から指南します。
そして、生徒それぞれが抱いている夢の実現に向け、
私の出来る最大限のサポートをします。
最後にこれをよんでくれている中学生諸君へ
『できないことは、問題ではありません。問題なのは、本気で取り組まないことです。』

|